「観念浄化で何をするのか?」
実際には、ある動きを通しながら
「〇〇は良い」
「△△は悪い」
「△△は良い」
「〇〇は悪い」
「△△でも、〇〇でも、良い」
と、唱えていきます。
典型的なことで書きますと
お金持ちはいい
貧乏は悪い
貧乏はいい
お金持ちは悪い
という感じですね。
この場合ミロスでは、
お金持ちであるのは素晴らしい(+)
と
貧乏であることはみじめだ(-)
を持っていることになります。
そして”私”は、「貧乏だ(or 人よりお金持ちな方だ)」と考えている場合、
それは「貧乏は悪い」に同化していて、
もう片方(他の人と比較すると、割と豊かな生活をしている自分(働いてなくて時間が豊富にある、子どもといる時間が長い、等も含めまして)が見えていない状態になります。
これを3次元思考と呼びまして、この思考を持ったままでいますと、常に
私は貧乏だ。 お金のあるあの人は、私より幸せそうだ。
私はお金があるが、貧乏は辛いので、もっと働かなくてはならない。
このように、貧乏か豊か、という指針で生活をすることになります。
そうなりますと、
貧乏というマイナスをバネに、コツコツ努力し、大成功というプラスを収めることもありますが
その代わり常に貧乏に怯え、もっともっとと”極”を求めるあまり、
何らかのきっかけで、行き過ぎたプラスはマイナスに反転し、また貧乏生活に突き落とされる……
マイナスから生まれたプラスは常に、マイナスのエネルギーをもっていますので
プラスだけの現実はあり得ない、というのがミロスで語られるシステムです。
少し簡単に説明しますと、
「私は太っている自分の体形が嫌い だから ダイエットする」
というのは、たとえダイエットに成功して綺麗になったとしても
「太っている時の私は醜い」という基本的な考えは、何ら変わっていないという事です。
現状細い(+)だけで、いつまでも、「醜い自分にはなりたくない」というマイナスを持っているんですね。
綺麗な私(+)を維持するためには、太っていて醜い私(-)を常に意識している必要があるんです。
私綺麗だから~とケーキばかり食べていては、一気に醜い私に戻っちゃいますね。
「綺麗な私」なんてプラスの背後には、「醜くならないように我慢する」というマイナスが常に頭の中にあるんです。
そして「綺麗な私」というプラスを維持するために、食事制限をしていますと
プラスの現実が反転し、「摂食障害」というマイナスに転じることもあるのだ、というお話しなのです。
これを最初の観念浄化とセットで考えます。
痩せているのは良い
太っているのは悪い
太っているのは良い
痩せているのは悪い
太っていても、痩せていてもいい。
ミロスでは、
プラス(痩せている私)とマイナス(太っている私)の両方を、
同じバランスで「認める(受け入れる)」と、「光に変わり、現象は消滅する」
と説かれていますね。
観念浄化の文章では、
痩せているのはいい
太っているのはいい
???
となります。
これを続けることで、
「太っているのは本当に、悪いことだったっけ?」
と、認識がぼやけるのを狙っているんです。
太ってても可愛い子、いるじゃん
太ってても、モテモテの子いるじゃん。
じゃあ、なんで痩せて綺麗じゃないとダメなの?
なんて思うことが出来るようになれば、
「私は別に太っていてもいい」になり
プラスとマイナスのバランスが取れてきて、光に変わり、問題の現象が消滅していくのです。
どうしても意識がプラスマイナスに偏ってしまい、3次元思考を超えられない。
そんなときにこそ、観念浄化は有効なのですね!(*'▽')
私の世界から見えたものが、「自分に戻る旅」を歩む仲間たちの助けになりますように。
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