今回は、無意識を説明する際に、私がよく使う「たとえ話」を書いていきます!
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先日の出来事です。
「壁に立てかけていたんだけど……本を傷つけたかも」
と、かなり慌てた? 焦った? ような様子で、我が母。
ロスコさんの「ミラーワールドの魔法」を、母が読んでいるのですが、
表紙にかなりざっくりと、深い傷が入っていました。
それを、「やばい!」と伝えてきたんですね。
私が本の保管に神経質なのもあって、でしょうねw
が、当の私は
「いやこれ最初からだから。 壁に本立てかけてて、こんなひっかいた傷つくのかな……」
とばっさり。
私は頻繁に中古本を買うので、新品でもそうですが
本はかなり、細部までチェックしています。
こちらの本も、メルカリで譲っていただいたものなので、割と痛みがありました。
同じ方から購入した鏡の奇跡も、ジュンク堂のブックカバー(紙)がかかっていまして
そのカバーが「さかさま」にかかっていることも、カバーの見開きに、「100回読むこと」と書かれていたことも、(ミロスの学校に行っていたんでしょうかね?)入手した直後に気づいています。
しかしそのカバーの事も、傷の事も
うちの母は、気付くまでに数日(読み始めてから)かかっているんですね。
少なくとも「さかさまである」ことについては、流石に気づいているかなと思っていましたが……、我が母は、(私もですが)気づいたらすぐ言う方なので、気付いてないんだろうなとも思っていました、笑
このように、
「綺麗なはずだ」と信じていると、本の傷さえ見えないんですね。
無意識に起こる思い込みって、大変な力を持っています。
目の前の現象さえ、変えてしまうんです。
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そんな無意識を説明するたとえ話ですが、
[あなたは今、「とても細い歩道」を歩いています
その時に、正面から人が歩いてきました。
あなたは避けようと、右に寄りますが
正面の人も、向かって同じ方向に寄ったので
今度は左に寄ると
正面の人もまた、同じ動きをしたので
あなたは「 」と、思いました。]
最近知り合った方は、
「『ぶつかったら危ないなぁ』とか思う」と言っていました。
この「思ったこと」はともかく、続きがありまして
正面の人を無事に突破(笑)したあなたは
その3分後
先ほどの「ぶつかったら危ないなあ」という思考を、自分が持ったことを、殆ど忘れている。
そして、ふとした拍子に思い出し、また忘れる……。
という事を繰り返しているのだ、なんてお話しです。
この時、(危ないなぁ……)の部分を、どれくらい意識しているでしょうか?
一瞬考えて、忘れていませんか?
こういった無意識が、その人の人生を作る考え方の、大部分になっているんですね。
この部分がはっきりしないと、
「友達の出世の話を聞いた。 自分が置いて行かれたようでなんか悲しくなったんだ。 素直に応援できない自分が嫌だ」
なんて迷路に迷い込むんですね。
友人の出世~自分が置いて行かれた の間には、なにか、無意識で思考が走っているという事です。
この無意識を発見する方法として、 実行委員会グループでお伝えしたこと の中の
~第一印象の法則~ が、有効な場合があります。
出世 の 第一印象は「ムカつく」
次いで、「自分には出来ない」「無理」「ずるいことをしないとダメ」
といったような言葉が、ぽんぽん出てきたりするわけです。
友人の出世 ~ムカつくなぁ、自分には出来ないことを、こいつはやったのか~ 自分が置いて行かれた
という思考回路が、そこにはあるかもしれない、というお話しなのです。
面白そうと思ったら、ちょっとでも試してみてくださいね!
意外なことが分かるかもしれないですよ(*'ω'*)
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